安全性が高まる飲食の提供について
新型コロナウイルスの感染に関して、 屋形船、 ビュッフェスタイルの会食、 雀荘、
スキーのゲストハウス、 密閉された仮設テントなどで、 一人の感染者が複数に感染させた
事例として報告されていることを受け、 ビュッフェスタイルの食事の提供に関し、 利用者の
不安が生じているとの声も上がっています。
3月9日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が発表した 「新型コロナウイルス感染症
のクラスター (集団) 発生のリスクが高い日常生活における場面についての考え方」 において、
これまで集団感染が確認された場に共通するのは、
①換気の悪い密閉空間
②人が密集していた
③近距離での会話や発声が行われた
という3つの条件が同時に重なった場とされております。
また、 共用の物品を使用していたという場面において接触感染がおこる場合があるとされております。
このため、十分な換気、人の密集の軽減、 トング等の器具の管理・利用に際しての利用者・
施設側双方の衛生管理の徹底等を行うことにより新型コロナウイルスの感染リスクが軽減し、
提供する食事の安全性が高まり、 利用者に安心して利用頂くことが可能となるものと考えております。
同専門家会議が発表した 「新型コロナウイルス感染症対策の見解」 について、従業員の方々に対し
周知頂きますとともに、 利用者に対しても丁寧に説明頂きますようお願い申し上げます。
(参考)
「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の見解」(2020年3月9日)